平 成 貝 塚
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平成貝塚とは
貝塚を「縄文人のゴミ捨て場」と定義したのは日本人ではなく、 明治の初期に日本にやってきた西洋の考古学者たちです。彼らは貝塚の中から人骨が発見されたときに縄文人を「野蛮な人食い人種」であったとまで定義しています。このため、その後の日本人の多くは長い間これらの「外国人による定義」の影響を強く受けてきました。
しかし、近年の日本の考古学者たちによってこれらの定義は見直されています。貝塚とは万物に生命が宿っていると考えていた縄文人たちが使い終えたものをあの世に送るための一種のモニュメントであったという考え方が主流になっています。
縄文人にはおそらく「廃棄物」という概念はなかったものと思われます。そして、平成時代の日本人にも万物に生命が宿っているという考え方は確実に残っています。
平成貝塚とは、縄文時代から引き継いできた「物を粗末にしない」日本人の伝統的な精神文化を一般廃棄物の処理の世界において可視化することを目的とした循環資源(一般廃棄物の焼却灰)を主たる材料として建設する世界で一番古くて新しい平成時代のモニュメントです。
レヴィ・ストロース「野生の思考」より
貝塚をゴミ捨て場と思っている考古学者がいるようだが、正真正銘掛け値なしの愚か者である。貝塚は貝を送る場所に他ならない。家畜や道具という下位概念が存在しないのと同じように、ゴミという発想もない。ゴミは上下に構造化されたときにゴミになるのであり、家畜や道具、あるいは階級といったものと同じタイミングで発生する。
平成貝塚の考え方
貝塚とゴミ捨て場の違い
貝塚に対する国(環境省)と地方公共団体の考え方の違い
カルシウム備忘録
カルシウムの環境保全効果
カルシウム化合物一覧
重金属類備忘録
参考文献一覧
貝塚リンク集
日本のごみ処理における縄文人の発想と弥生人の発想の違い
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